三鬼 三島屋変調百物語 四ノ続 宮部みゆき著

宮部みゆきさんの「三島屋変調百物語」の四が単行本で出ていた

 

三鬼 三島屋変調百物語四之続
 

 

このシリーズは 大好きで文庫が出たら買っていたのだが 単行本を

見ると 所々に挿絵が入っている これはなんだか捨てがたい!!

しかし 文庫より高い 重い・・・悩んでいたら

古本屋さんで見つけました。

即買い

今回も何だか 三島屋のおちかさんと一緒に怪談に引き込まれ

世の不思議さに人の闇 想いを心にとめました。

「迷いの旅籠」に執着 執念を聞き

食客ひだる神」にやさしさ 思いやりを聞き

「三鬼」に上に立つ者の質 人の悲しみ鬼を聞き

「おくらさま」に欲と偏見 盲目を聞いた。

最後におちかさんも 悲しい別れがあったのだが

自分の心を前向きに おくらさまには成らないと

思う。

このシリーズを読んでいて毎回怪談に教えられ考えさせられる。

おちかさんゆっくり進もうね。