古道具屋 皆塵堂 本
不思議話の小説は好きで 好んで読んでいるのだが
この小説は 時代は江戸時代 場所は深川の古道具屋
ここに猫と水の苦手な道具屋銀杏屋の太一郎が
古道具屋 皆塵堂に修行に入るところから 始まる。
ここの家屋から売っている道具まで曰くつき
店主の伊平次 小僧の峰吉 猫の鮪助 大家の御隠居
幼馴染と一癖も二癖もある人物
ここに舞い込む道具をめぐって話は進む
人情怪談?もの
幽霊の見えることを隠している太一郎は
立派な?道具屋に成れるのだろうか。
輪渡 颯介著 講談社文庫
シリーズで他に6冊出ている。
面白く文庫版の5冊を一気に読んでしまった。